栄養部
Nutrition Department
業務内容
- 管理栄養士
入院患者様の栄養管理、外来栄養指導を受け持っています - 栄養士
厨房内での各種作業、献立作成、発注、各種給食管理書類の作成をしています。 - 調理師
食材の仕込み作業、調理全般、盛付、配膳、下膳、食器洗浄作業を担当しています。 - 調理補助
盛付、配膳、下膳、洗浄作業、各種清掃作業を行っています。
特徴
患者様が快く院内で過ごせるよう、豊富なメニューを用意しています。そして、行事食が多いことも特徴の一つで、お楽しみ食やソフト食にも力をいれています。詳しくは、栄養部ブログをご覧ください。
管理栄養士の数が多く手厚い栄養管理の実践を徹底し、精神科に特化した多職種による栄養サポートチーム(NST)活動をしています。
院内では精神科認定栄養士が配置されていることで患者様の基本的な食事のサポートを行なっています。精神科に通院や入院されている患者様には食事面での治療やサポートが必要な方も多くいらっしゃるため、患者様一人ひとりに合わせたお手伝いをします。
業務の区別は大きく分けて二つあり、栄養管理と給食管理で分かれています。院内で行われるレク活動にも積極的に参加しています。
働きがい
患者様の状態が改善され感謝を伝えられた時は嬉しさひとしおです。
料理人としては完食してくれた時にやりがいを感じます。
患者様や職員の方から料理に対する声が聞きやすいことも楽しみとなっています。
求職者に期待すること
- 「食」に興味がある事
- 食べ物が好きな事
- 協調性がある事
- 健康である事
- 仕事にストイックになれる人
職員の年齢/男女構成
1日の職務スケジュール
5:30 | 始業(早出勤務) |
7:50 | 朝配膳 |
8:15 | 朝礼 |
11:50 | 昼配膳 |
13:30 | 昼休憩 |
14:30 | 午後の始業 |
17:50 | 夕配膳 |
20:00 | 終業(遅出勤務) |
よくある質問
Q1. 一般病院と精神病院で異なるのはどのような点でしょうか
身体の機能的には食べられるが、精神状態で「食べられない」という状態があります。
精神病院では患者様の精神状態を見て適切なアプローチをしていきます。
可能な限りの個別対応を行い、アレルギー対応の他に個別の禁物対応も行っています。
Q2. 精神疾患の患者様の対応は怖そうですが、いかがですか
急性期の患者様だと精神状態が不安定な場合も有りますが、慢性期だと安定している事が多いので「怖い」という印象はありません。病棟看護師と一緒に行動する場合も有ります。
当院にも入職するまでは「怖い」イメージを持っていた職員もいましたが、実際に働いて患者様と接すると「そんなことなかった」との声が多いです。
精神疾患について理解していれば、不安や怖さを感じる事はありません。
Q3. 精神疾患のなかで、どのような患者様に対応しますか
急性期・慢性期の両方に対応し、主に統合失調症の患者様に対応を行います。
摂食嚥下が困難な患者様や状態が不安定な患者様の食事摂取量を向上させる取り組みも行います。
Q4. 精神疾患を抱えている患者様に対して、どのようなことに気をつけていますか
患者様が「何で困っているか?」、よく傾聴し患者様に寄り添う様に日頃から心がけています。話しかけて来る患者様に対しては、しっかり話を聞き、気持ちを理解する様に心がけています。
また、精神疾患のステージに合わせて接することも大切です。
Q5. 他部署の連携はありますか。あればどんな職種と関わりますか?
医師、看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、臨床検査技師のほか、薬剤師等と密接に連携を取り合っています。
ソフト食については、言語聴覚士に相談しながら考案しています。
Q6. どのような委員会活動に参加していますか
主にNST、栄養委員会(医師・看護師・言語聴覚士・理学療法士・薬剤師・臨床検査技師等と活動)、レク委員会(病院レクのスタッフとして参加し、各行事の準備から片付けまで担当)、感染委員会(ICTラウンドにも同行)に参加しています。
他にも褥瘡委員会・医療安全委員会・安全衛生委員会・検査適正委員会などに参加しています。
Q7. 勉強会はありますか
部内での情報共有・意見交換の為のMTG、院内研修(e-ラーニング)、各種院外研修(精神科認定栄養士取得への研修参加。スキルUP研修)への参加実績があります。
Q8. 休暇・有休の取得状況を教えてください
月10~11日の公休があり、夏季休暇・冬期休暇の取得率は100%です。有給については部内スタッフが均等に消化出来る様に対応しています。
また、産休・育休の取得はもちろん、時短勤務にも応じてもらえます。更には子供の突発的な体調不良時にも柔軟に対応してもらえるため、子育て世代の方にも安心して働ける環境になっています。
Q9. 業務はどの程度たいへんですか
栄養士は厨房内業務と事務作業があります。
厨房内業務では調理師や調理補助と連携し、調理・盛り付け・配膳・下膳が効率よく進む様にコントロールします。食数の把握、入院・退院・食事変更時の対応など作業は多岐に及びます。
事務作業では給食管理に関係する書類作成と整備があります。各種行事食や新メニューの立案から提供まで調理師と協力して進めています。
慣れるまでは大変かと感じる事もあると思いますが、分からない事、不安な事などあれば相談に乗ってくれる先輩たちがいるので仕事がしやすいと思います。
また、「食事が美味しいです」「食べられる様になりました」「話を聞いてくれてありがとう」など患者様の喜ぶ姿が見られた時にはやりがいを実感します。
病棟栄養管理は日々状況が変化するので情報量が多くなります。その為、自分自身で必要な情報を精査しなければならない事は大変ですが、病棟分担制なので自分のペースで仕事ができます。
時間帯や時期によって忙しいこともありますが、残業は少ないです。
Q10. 見学会はできますか
随時受け付けています。御自分の目で見て雰囲気など感じて頂けます。気軽に見学に来てください。